【地域包括支援センターについての講義を受けて】|ひまわり歯科|広島県安芸郡海田町の歯医者

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【地域包括支援センターについての講義を受けて】

当院の研修医教育の一部をご紹介します。

研修医の数多くある到達目標の一つに社会における歯科医療の実践というものがあります。
具体的には、「地域医療・地域保健の在り方と現状及び課題を理解し、地域医療に貢献するための能力を身につけること」が必要とされています。
そのために今回は、広島県安芸郡坂町の地域包括支援センターの方に講義を行ってもらいました。


日本では高齢化が進み、地域の高齢者を家庭だけでなく地域住民で見守るという考え方の転換が必要とされています。研修医はその中核を担う地域包括ケアシステムの現状を生の声で聞くことができ、地域に対するマインドを手に入れることができました。

研修医に講義後の感想を聞いたところ、講義を受ける前は地域包括ケアシステムの理解はできていたものの、その推進や参画に至るにはどうすればよいか全く分かっていない状態であったそうです。しかし、講義後は地域に対して、自分の歯科医師としての役割が何かを考えることが出来るようになりました。
認知症対策、在宅療養、介護予防、介護保健施設における歯科の役割は大きくなってきています。将来は地域医療を支える立派な歯科医師となることを期待しています。