副院長樋山が日本総合歯科学会シンポジストを務めさせていただきました
【総合歯科学会シンポジウムで発表しました】
九州歯科大学講堂で行われた第15回日本総合歯科学会学術大会の、シンポジウム「治療症例に学ぶ Reflection on clinical action」で、シンポジストとして「ある知的障害者との15年を振り返る」というテーマでお話しさせていただきました。
貴重な機会をいただき大会長の木尾先生はじめ、関係者の先生方には大変感謝しております。
発表させていただいた患者様は、私が研修医の時から歯磨き指導に始まり、今年6月にお亡くなりになるまで15年に渡り、障害のため一筋縄ではいかないことが多々ありながらも虫歯の治療や歯周病のケア、末期がんでの終末期医療まで、かけがえのない経験をさせていただいた物語がありました。
それを言語化、文章化して伝えられる形にすることは、頭の中がぐるぐると大変な作業ではありましたが、significant event analysisやJonsenの4分割表を用いながら振り返ることで、モヤモヤしていたものがクリアになり、研修医やスタッフとの振り返りや学びにも有効であると実感しました。
本当に、この機会を与えてくださった先生方や、応援してくれる方々、このようなつながりをいただける職場の環境、院長に感謝しております。
#広島ひまわり歯科 #総合歯科学会