口腔がんについて|ひまわり歯科|広島県安芸郡海田町の歯医者

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口腔がんについて

口腔がんは日本で年々増加しており、1年間に口腔がんと新たに診断された人は約2万人(2018年)、死亡数は約8千人(2020年)、5年相対生存率(がんと診断された場合に治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標、100%に近いほど治療で救える)は63.5%と発表されています(参考:国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービスHP)。
口腔がんの治療法では外科的切除が大半を占めるため、手術後患者さんの外観、咀嚼、味覚、嚥下、会話など口腔の生活の質(QOL)は進行した癌では著しく低下してしまいます。このQOL低下を防ぐ重要なポイントは口腔がんの早期発見です。そのため、口の中に白いものあるいは赤いものができている、口内炎が治らないなど気になる症状があれば、検査をすることが推奨されています。
まずはブラシで擦るだけで簡単に検査できる細胞診を行い、がん細胞の有無を確かめることが大切です。細胞診は当院でも行うことができますので、気になる症状のある場合は早めにご相談ください。