今日は、歯内療法のスペシャリスト吉岡俊彦先生のプライベートセミナーでした。
こんな素晴らしい講義が生で聞けるなんて、ウィズコロナの時代、本当にありがたいことです。
今回は、治療に手をつける前に、大事な大事な「診断」について。
治療には、リスクとベネフィット(効能)があります。
私たち歯科の治療は、削ったものは元に戻るわけではないし、詰め物被せ物は壊れたり、再度感染したりするリスクがあります。
治療することで、歯の寿命を縮めていることもあります。しかし痛みを取ったり腫れを無くしたり見た目や機能の回復をするというベネフィットを得るために治療をしているのも事実。
このリスクとベネフィットをどう比べて診断するか。
日々遭遇する問題に、とてもわかりやすく指針を示してくださりました。
研修医たちも、ちょうど抜去歯牙による歯内療法の実習をしているところで、いろいろ知識が具体的につながってきているようです!
3回シリーズなのであと1回!次もものすごく楽しみです!
そしてまた来年も来ていただけるよう、よろしくお願いいたします!