【高濃度ビタミンC点滴】
ビタミンCは過剰に摂取しても余剰分は尿と一緒に排出されるため、基本的に重篤な副作用はありませんが、下記にあてはまる方は施術を受けていただけません。
・ビタミンCに対するアレルギー、過敏症
・鉄過剰症(ビタミンCは鉄の吸収を促進するため)
・脱水状態(利尿作用があるため)
・高度の心不全(点滴ボリューム負荷により悪化が懸念される場合)
・G6PD欠損症
・腎不全
・コントロール不良の糖尿症(脱水を助長するため)
・腎結石症
【グルタチオン点滴】
極稀に一過性の頭痛や吐気が出ることがありますが、点滴終了後おさまります。その他にもグルタチオンの特性上、血管痛が起こる可能性があります。予防として温罨法や速度調整、血管痛緩和薬を使用します。グルタチオンはもともと人の体内にある成分なので副作用は少ないですが、肝機能障害や低血糖発作、アナフィラキシーショック(薬物アレルギー)が起こる可能性については否定できません。