企業のメリット
社員が健康になることにより、また歯の急激な痛み等の歯科的トラブルが減ることで、社員の病欠、遅刻、早退も減り、労働効率が上がり、組織も活性化し、勤労意欲が上がり、会社の業績にもプラスに働く可能性が高まります。歯の痛み等で集中力を損なわれることも減り、業務上の事故やトラブルの減少にもつながります。
健康保険組合にとっては、お口が健康になることにより、全身の健康(特に、血管系や消化器系の健康)にもつながるため、歯科医療費だけでなく、医療費全般の削減につながります。
社員への手厚い福利厚生の一環となり、雇用の安定化にもつながります。
健康経営という言葉があるように、社員の健康につながる取り組みをしている企業が注目されています。一般的な健康診断の中に歯科健診も加えることで、「社員の健康のことに配慮してくれる会社」と、社員本人やご家族、さらには周囲の方々にも感じて頂くことになり、御社のイメージアップにつながります。
社員のメリット
歯周病は生活習慣病とも言われ、全身にも影響を与えます。動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病など様々な病気に関係しており、妊娠中の方は早産や低体重児出産のリスクも上がると言われています。歯周病を歯科健診で早期に発見すると、治療も短期間で済み、治療を受ける時間的ロスも減り、歯の寿命も伸ばせます。歯周病の症状が具体的に出てしまってから治療をした場合は、抜歯をしなくてはいけないことも少なくはありません。歯科健診による早期発見が重要です。
当院のむし歯検査はレントゲン撮影も行うことで、一般的な歯科健診で行う視診のみでは発見できない歯と歯の間のむし歯も発見できます。むし歯になったところは通常元の状態には二度と戻りません。むし歯の治療は、患部を削り取って歯科材料に置き換えるものです。むし歯が小さければ小さいほど、大切な体の一部である歯を削り取る量も減ります。むし歯が大きくなってしまうと、銀歯を入れなくてはならなかったり、歯の神経を取らないといけなくなったりします。歯は一度削ると強度が落ちます。また、神経を取ると歯の強度が落ちることで歯の寿命がかなり短くなってしまいます。
むし歯や歯周病だけでなく、歯並び、噛み合わせや、入れ歯の不具合、舌や粘膜の異変、口腔がんなど、お口の中を総合的に診査します。
歯科健診により、口腔内疾患を早期に発見することができれば、治療期間は短くなり、治療にかかる費用も軽減することができます。